筒井康隆「ポルノ惑星のサルモネラ人間」


表題作は、性的な事柄を卑猥だと感じる人間の意識を強烈に皮肉った作品。
「妻四態」これは読んだことがあった。なんと言ってもこの文体がすごい。これだけメチャクチャなのに読みにくくないのだから不思議だ。
「歩くとき」なんだこれは? 歩くという行為をばかばかしく分析し、文章が入り乱れ、最終的に雑踏の歩き方で終わる。なんなんだこれは?
「座右の銘」作家の意識を描いた作品……なのか?
「イチゴの日」イチゴの意味がすべてである。これは強烈な社会風刺だ。
「偽魔王」スプラッターを書いてみたかっただけ? 汁っぽい描写というのはこれか。
「カンチョレ族の繁栄」第二次世界大戦の頃のニューギニアを舞台に、日本男児のステロタイプとしての主人公が人食い民族の襲撃に怯えながら、カンチョレ族の村を目指す。妻は発狂。お供の二人の土人は道中で命を落とす。村に到着し、様々なことが起こり、文明非文明の対立やら何やらを描き、結局カンチョレ族は繁栄していくだろう、という結び。
スポンサーサイト



検索フォーム
最新記事
リンク
カウンター
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
カレンダー
12 | 2009/01 | 02
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
QRコード
QR