三津田信三「四隅の魔」

四隅の魔  死相学探偵2 (角川ホラー文庫)
三津田 信三
角川グループパブリッシング
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怪異があることが前提の世界観なので、合理的な推理をしなければならない必然性がない。
いざとなれば全部幽霊のせいにできるのである。
推理小説として難があるように思う。
ミステリーとしては意外な結末としっかりと張られた伏線を評価できる。
シリーズとしての伏線が目立つのが気になった。
ハリー・ポッターみたい(途中までしか読んでないし、完全にうろ覚えだけど)。
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道尾秀介「片眼の猿」

片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫)
道尾 秀介
新潮社
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読みやすい。
やはりこれは面白い小説の必要条件である。
そしてあからさまに違和感のある描写。
何かあると思わせ、それを上回る真相が用意されている。
終盤の謎解きというかネタバラシというか、あれは見事だった。
欲を言うならもう少しセンセーショナルな事件を扱えば間違いなくもっと面白くなるだろう。わたしにとって。
どうでもいいことをおどろおどろしく描き、重要なポイントは簡単に済ませるという、非常に簡単なミスリーディングの手法である。

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