北村薫編「謎のギャラリー 謎の部屋」

謎のギャラリー―謎の部屋 (新潮文庫)

新潮社
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「大人の絵本」まったくわからなかった。どことなくシュール。
「桃」冬場の桃という幼少期の矛盾する記憶がテーマで、その矛盾を解決しようとするプロットはミステリっぽいが結局結論は出ず。あやふやな記憶から様々なことが仄めかされ、そこはかとなく淫靡であるという印象だけが残るという意味ではとても印象的な話。
「俄あれ」これはわかるといえばわかるしわからないといえばわからない。人妻の誘惑? 的な話。どうとでも取れる言葉をどう受け取るべきなのか。理性と煩悩の戦い。夏の夕立によるひとときの非日常から日常への回帰。
「遊びの時間は終わらない」ドタバタ。妙なリアリティがある。
「絶壁」わからない。
「領土」わからない。
「賢い王/柘榴/諸王朝」シニカル。
「豚の島の女王」とても読みやすかった。綺麗にまとまっている。
「どなた?」で? って感じ。ユーモアなのか。
「定期巡視」忠犬トペクってことか。
「埃だらけの抽斗」盗んだ金を返すというある意味正しい行為がかなり黒い。
「猫じゃ猫じゃ」条件反射オチ。展開が冗長。
「指輪/黒いハンカチ」スマートだがガチガチの本格ではなかった。
「エリナーの肖像」暗号もの。ダイイングメッセージでもあった。しかしこの手の暗示的な謎は解くのが名探偵でないと、頭おかしいんじゃないかという疑問が頭をもたげてしまうように思う。
「返済されなかった一日」時間を貸すというありえない出来事を現実的に処理し、オチまで現実的。これくらいならわかる。
「私のノアの箱舟」わからないなぁ。
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