赤川次郎「三毛猫ホームズの推理」

三毛猫ホームズの推理 (角川文庫 (5680))
赤川 次郎
角川書店
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密室トリックはあははって感じ。
確かに、こういうのが本格なのだろうが、この可能性を思いついてしまうと、流し読みモードに突入するほかない。
ギャグが古いのはどうしようもないのか。
いや、でも、筒井康隆の初期作品は今でも笑えるぞ。
ということはユーモアにも時代的な普遍性というものがあるらしい。
事件としては収賄と組織売春とシリアルキラーが絡むのだが、全然スマートじゃない。
もう登場人物みんな共犯みたいな感じなのだ。
捨てトリックの入れ替わりは面白かったが、つまらん。
動物を探偵役に据えるのはエポック・メイキングだったみたいだ。
読みやすさは高評価。
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野崎まど「[映]アムリタ」

[映]アムリタ (メディアワークス文庫 の 1-1)
野崎 まど
アスキー・メディアワークス
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アムリタ:死亡・ダウン以外の状態異常を回復……というのはペルソナ4での話。
インドの伝説上の?飲み物らしい。
甘い霊薬。
なんとなくの印象だけを言うと、「ドグラ・マグラ」っぽかった。
映画と探偵小説という違いはあっても、観た者/読んだ者の精神に影響するガジェット。超越者の存在。そして円環構造。
短絡的だが、印象としてはこの通りだ。
探偵が操られたミステリーとして読めなくもない。
展開が強引なのは短さと引き換えなのだろう。
ところで、知ってる人にしかわからないギャグというのは流行っているのだろうか?
大体わかる自分が気持ち悪い。

森博嗣「ZOKUDAM」

ZOKUDAM (光文社文庫)
ZOKUDAM (光文社文庫)
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森 博嗣
光文社
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タイトルは人型戦闘用ロボットの名称。ガンダムから。
「ZOKU」ってどんな話だったかもう全然思い出せない。
基本はシュールな笑いだ。外しに外す。
一方、その端々で崇高なテーマらしきものが見え隠れする。
しかしそんなものはきっと存在しない。
感想としては、純粋なものは美しいという一言で済ませておこう。
次作の文庫化は二年後かな。

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