三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
三上 延
アスキーメディアワークス (2011-03-25)
売り上げランキング: 15

「プロローグ」
雰囲気はなかなか。

「第一話 夏目漱石『漱石全集・新書版』(岩波書店)」
いきなり重い話。病床探偵で、少ない証拠を基に危うい論理を積み重ねる話。当然真実かどうかは確認できないが、当事者が納得すれば済む話ではある。栞子さんのキャラクターはなかなか印象深く、麗しの変人というところが良い。

「第二話 小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)」
新潮文庫のスピンは途中で気がついた。話としては面白かったが、登場する高校生二人がひたすら不快。そしてなにやら不穏な気配が。

「第三話 ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)」
ハートフルストーリー。

「第四話 太宰治『晩年』(砂子屋書房)」
ミステリとしては変則的なせいか、なんとも微妙。オチにしてもネタ振りに素直に応える形で意外性がない。

「エピローグ」
そんな第四話の後始末をする、まさしくエピローグ。

売れているらしいから続きを期待できるかも、と思っていたらめでたく出版された。
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