伊坂 幸太郎
文藝春秋
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普通に面白いんだけど、本格ミステリ的なものを期待していたので、その期待は半分くらい裏切られた。
半分というのは、読んでみたらわかる。
そのあたりは井上ひさし「十二人の手紙」を思い出した。
井上 ひさし
中央公論新社
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- 2011/12/15(木) 23:58:58|
- mystery
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我孫子 武丸
文藝春秋
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「殺戮にいたる病」がダメだった人にはこちらをおすすめする。
読み終えて、何となくだけれど、依井貴裕「夜想曲」を思い出したので、気になる方はぜひ。
残念ながら現在は入手困難。
依井 貴裕
角川書店
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- 2011/12/15(木) 23:26:12|
- mystery
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我孫子 武丸
講談社
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まだ読んでいない人は損をしている。
ていうか羨ましい。
この本を読んだのはまだ高校生の頃だった。
読んでいる途中は不快だった。
小説の中で殺人事件が起きてもなんとも思わないが、犯行の様子をつぶさに描写されてはさすがに参ってしまう。
しかも、「かっとなって殺した」っていう名探偵コナンみたいな、ある意味で爽やかな種類の犯人ではないのだ。
もうひたすら気持ち悪い。
けれども、物語の結末に至って、そんなことはどうでもよくなった。
だから、面白いというよりは凄いというべきなのだろう。
ミステリに興味を持った方はできるだけ早く読むことをおすすめする。
- 2011/12/15(木) 23:02:24|
- mystery
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「ビリーバーズ」の続編。
前作が「安住の地」はどこにあるのかという問いに対する一つの回答であったとするならば、こちらは「安住の地」とはそもそも何なのかという問いであり、その答えは作中で明示されない。
その分難解な作品に仕上がっている。
- 2011/12/15(木) 14:56:29|
- comic
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