米澤穂信「さよなら妖精」

さよなら妖精 (創元推理文庫)
米澤 穂信
東京創元社
売り上げランキング: 7603

出版社/著者からの内容紹介
一九九一年四月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。覗き込んでくる目、カールがかった黒髪、白い首筋、『哲学的意味がありますか?』、そして紫陽花。謎を解く鍵は記憶のなかに――。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物語。気鋭の新人が贈る清新な力作。


米澤作品では今のところ最高傑作だと思う。
精緻な論理とか、驚愕の真相とか、そういうものとは違うけれど、確かにミステリだし、何より一つの物語として完璧だ。

ここでこれまで読んだ米澤作品に順位を付けておく。

《面白い順》
「さよなら妖精」>「秋期限定栗きんとん事件」>「夏期限定トロピカルパフェ事件」>「インシテミル」>「犬はどこだ」>「春期限定いちごタルト事件」>「クドリャフカの順番」>「愚者のエンドロール」>「遠回りする雛」>「氷菓」>「ボトルネック」>「儚い羊たちの祝宴」

《すごい順》
「さよなら妖精」>「夏期限定トロピカルパフェ事件」>「秋期限定栗きんとん事件」>「クドリャフカの順番」>「犬はどこだ」>「春期限定いちごタルト事件」>「儚い羊たちの祝宴」>「愚者のエンドロール」>「インシテミル」>「遠回りする雛」>「氷菓」>「ボトルネック」
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連城三紀彦「戻り川心中」

戻り川心中 (光文社文庫)
連城 三紀彦
光文社
売り上げランキング: 238671

めちゃくちゃ評判がいいので読んだ。
感想はよくわからなかった。
内容が頭に入ってこないのだ。原因は文体である。
けれど、読み直すと内容がよくわかった。
わかるとミステリ的に傑作だというのはその通りだと思った。
楽しめなかったことが残念だ。

夕萩心中 (光文社文庫)
連城 三紀彦
光文社
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綾辻行人「水車館の殺人」

水車館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)
綾辻 行人
講談社
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何と言うべきか、とりあえず率直な感想を並べると、
面白かった・びっくりした・残念だった
と、まあ、こんな感じ。

本格ミステリ的な雰囲気は十分だし、内容もしっかりしている。
個人的に気に入らなかったのは、結末というかオチというか、とにかく最後に不合理が前面に押し出された点だ。
物語的にはこの方が面白いのかもしれないが、私は本格パズラーを期待しながら読んだので、最後に不満が残った。

最後にこういう小説が好きな人にいくつか紹介しておく。どれも面白いのだが、本格ミステリとしてそれでいいのかと思ってしまった作品だ。
暗闇坂の人喰いの木 (講談社文庫)
島田 荘司
講談社
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背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)
道尾 秀介
幻冬舎
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背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)
道尾 秀介
幻冬舎
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霧越邸殺人事件 (新潮文庫)
綾辻 行人
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月の扉 (光文社文庫)
月の扉 (光文社文庫)
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光文社
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