西澤保彦「七回死んだ男」

七回死んだ男 (講談社文庫)
西澤 保彦
講談社
売り上げランキング: 11667

出版社/著者からの内容紹介
同一人物が連続死!恐るべき殺人の環
殺されるたび甦り、また殺される祖父を救おうと謎に挑む少年探偵

どうしても殺人が防げない!?不思議な時間の「反復落し穴」で、甦る度に、また殺されてしまう、渕上零治郎(ふちがみれいじろう)老人――。「落し穴」を唯一人認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末、少年探偵が思いついた解決策とは!時空の不条理を核にした、本格長編パズラー。


繰り返す時間だからSFなのだろう。
同時に本格ミステリでもある。
要するに、明快なルール設定と明快な論理が必要なわけだ。
それさえあればどんな世界観であっても本格ミステリとなる。
スポンサーサイト



我孫子武丸「弥勒の掌」

弥勒の掌 (文春文庫)
弥勒の掌 (文春文庫)
posted with amazlet at 11.12.21
我孫子 武丸
文藝春秋
売り上げランキング: 190153

内容(「BOOK」データベースより)
愛する妻を殺され、汚職の疑いをかけられたベテラン刑事・蛯原。妻が失踪して途方に暮れる高校教師・辻。事件の渦中に巻き込まれた二人は、やがてある宗教団体の関与を疑い、ともに捜査を開始するのだが…。新本格の雄が、綿密な警察取材を踏まえて挑む本格捜査小説。驚天動地の結末があなたを待ち受けます。


「驚天動地の結末」という言葉が何を指すのかは人それぞれだが、私はまさかのハッピーエンドに驚いた。

法月綸太郎「頼子のために」

頼子のために (講談社文庫)
法月 綸太郎
講談社
売り上げランキング: 117921

内容(「BOOK」データベースより)
「頼子が死んだ」。十七歳の愛娘を殺された父親は、通り魔事件で片づけようとする警察に疑念を抱き、ひそかに犯人をつきとめて相手を刺殺、自らは死を選ぶ―、という手記を残していた。手記を読んだ名探偵法月綸太郎が、事件の真相解明にのりだすと、やがて驚愕の展開が。精緻構成が冴える野心作。


法月綸太郎の最高傑作だと思う。
叙述トリックやメタフィクション以外でここまで衝撃を受けるとは思わなかった。
冷静に振り返ってみると、そんなに珍しい内容ではないと思う。
それなのに真相を予想すらできなかった。
よくできているということなのだろう。

法月綸太郎「誰彼」

誰彼 (講談社文庫)
誰彼 (講談社文庫)
posted with amazlet at 11.12.21
法月 綸太郎
講談社
売り上げランキング: 302633

内容(「BOOK」データベースより)
謎の人物から死の予告状を届けられた教祖が、その予告通りに地上80メートルにある密室から消えた。そして4時間後には、二重生活を営んでいた教祖のマンションで首なし死体が見つかる。死体は教祖?なぜ首を奪ったか?連続怪事の真相が解けたときの驚愕とは?新鋭の骨格豊かな力作。


なんだか壮大な話だった。
本格っぽさは満点。

法月綸太郎「生首に聞いてみろ」

生首に聞いてみろ (角川文庫 の 6-2)
法月 綸太郎
角川書店
売り上げランキング: 292523

内容(「BOOK」データベースより)
首を切り取られた石膏像が、殺人を予告する―著名な彫刻家・川島伊作が病死した。彼が倒れる直前に完成させた、娘の江知佳をモデルにした石膏像の首が切り取られ、持ち去られてしまう。悪質ないたずらなのか、それとも江知佳への殺人予告か。三転四転する謎に迫る名探偵・法月綸太郎の推理の行方は―!?幾重にも絡んだ悲劇の幕が、いま、開く。


本格ってこんな感じだったな、と思い出した。
それだけ。

検索フォーム
最新記事
リンク
カウンター
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
カレンダー
11 | 2011/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
QRコード
QR