DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー1・2

ATLUS BEST COLLECTION DIGITAL DEVIL SAGA ~アバタール・チューナー~
DIGITAL DEVIL SAGA ~アバタール・チューナー~

去年の今頃、はまっていた。
P3をクリアして次は何をやろうかと考えていたとき、ブックオフで500円だったのを見つけて買った。

戦隊ヒーローみたい。仲間は5人で、変身して戦うから。
戦闘システムは「真・女神転生Ⅲ」と同じ。プレスターンバトルという独特なもの。
簡単に説明すると、敵の弱点を突けばこちらの行動が一回増え、逆に弱点を突かれたら敵の行動が一回増える仕組み。
油断していると雑魚が相手でも簡単に全滅してしまうため、非常にスリリングだ。
ボス戦ではスキルを適切に装備しておかないと一方的にやられたりもする。
そのスキル習得にかなりの自由度があるので、計画的に進めないとボスの手前で無駄なレベル上げをする羽目になる。
気が短い人は攻略本を見ることをおすすめする。
ストーリー的には1は途中で終わるので消化不良。続きが気になるということでもある。
プレイ時間は1周30時間位。スキルを引き継げるので2周目以降はさくさく進む。
RPG史上最強の呼び声もある隠しボスもいる。
データを2に引き継ぐことができ、1での選択が2に影響を与えるところもある。

ATLUS BEST COLLECTION DIGITAL DEVIL SAGA ~アバタール・チューナー2~
DIGITAL DEVIL SAGA ~アバタール・チューナー2~

そして2だが、こちらはゲームショップを探し歩いて、1500円で買った。
1の謎が次々と明らかになるのだが、それはそれとして、とにかくラストダンジョンへ突入するまでの展開が凄まじい。
感動なのか衝撃なのか絶望なのか、そんな複雑な感情に包まれる。
システムは1と大体同じ。とにかく金欠。
こちらの隠しボスは条件が厳しいのでまだ挑戦していない。

小説は本棚で待機中。
クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅠ (ハヤカワ文庫JA)
クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅠ (ハヤカワ文庫JA)
クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅡ (ハヤカワ文庫JA)
クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅡ (ハヤカワ文庫JA)
クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅢ (ハヤカワ文庫JA)
クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅢ (ハヤカワ文庫JA)
アバタールチューナーⅣ (クォンタムデビルサーガ)
アバタールチューナーⅣ (クォンタムデビルサーガ)
アバタールチューナーⅤ (クォンタムデビルサーガ)
アバタールチューナーⅤ (クォンタムデビルサーガ)

連作短編+大仕掛け

それぞれの短編が最後に結びつき意外な真相が明らかになる、という小説をいくつか紹介しようと思う。

亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)
亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)

亜愛一郎の転倒 (創元推理文庫)
亜愛一郎の転倒 (創元推理文庫)

亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
亜愛一郎の逃亡 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書)
この三冊を続けて読むと、最終話で「真相」というのとはちょっと違うけれど、予想外の事実が明らかになる。でも、やっぱり短編それぞれの完成度のほうが世間的に評価が高いし、私もそう思う。だから、アレはおまけということだ。

奇術探偵曾我佳城全集 秘の巻 (講談社文庫)
奇術探偵曾我佳城全集 秘の巻 (講談社文庫)

奇術探偵 曾我佳城全集 戯の巻 (講談社文庫)
奇術探偵 曾我佳城全集 戯の巻 (講談社文庫)
こちらは最終的に“意外な犯人”の一類型が示されるのだが、全ての短編がつながっているというわけではないので、少し弱いかも。伏線は見事。

死神の精度 (文春文庫)
死神の精度 (文春文庫)
真相というよりは、全体の構図といったほうが正確だ。衝撃よりは感動が近い。

砂漠 (新潮文庫)
砂漠 (新潮文庫)
長編だけれど、それぞれの章がお話として完結しているので連作短編集と言えなくもない。青春小説としてとても面白いし、どう読んでも本格ミステリ的な要素はほぼ皆無なのだけれど、素直に読んでいたら終盤でひとつの勘違いに気づき、世界というか言葉の意味というか、そういうものが反転するような驚きを覚える。

十二人の手紙 (中公文庫)
十二人の手紙 (中公文庫)
「死神の精度」と似ている。こちらが先だけれど。短編が相互に関連しているというよりは、最後に一まとめにしたって感じかな。

密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)
密室殺人ゲーム王手飛車取り (講談社文庫)
ここまでラジカルではないにしても、似たような話はしばしば聞くところで、そういう意味では非現実的に見えても現実的なのかもしれない。

GOTH 夜の章 (角川文庫)
GOTH 夜の章 (角川文庫)

GOTH 僕の章 (角川文庫)
GOTH 僕の章 (角川文庫)
事件ではなくてヒロインのアイデンティティに関する驚きの真相。

首断ち六地蔵 (光文社文庫)
首断ち六地蔵 (光文社文庫)
色々過剰な気がする。超絶技巧とはきっとこういうことなのだろう。

ななつのこ (創元推理文庫)
ななつのこ (創元推理文庫)
日常の謎。ゆるいのもありだ。

霧舎巧傑作短編集 (講談社文庫)
霧舎巧傑作短編集 (講談社文庫)
先に開かずの扉研究会シリーズを読んでおく必要があるが、読んでなくても一部は楽しめる。あと、御手洗シリーズもいくつか読んでおくべきだ。

新本格もどき (光文社文庫)
新本格もどき (光文社文庫)
パスティーシュとしての出来が良いので、連作の処理についてはおまけくらいに思っていたほうが楽しめるだろう。

日曜の夜は出たくない (創元推理文庫―現代日本推理小説)
日曜の夜は出たくない (創元推理文庫―現代日本推理小説)
最終的に盛りだくさんな感じが残る。伏線回収の間は呆然としていた。

OZの迷宮 (光文社文庫)
OZの迷宮 (光文社文庫)
それほど複雑ではないのだが、なぜか理解しづらかった。

逆説的―十三人の申し分なき重罪人 (双葉文庫 と 15-1)
逆説的―十三人の申し分なき重罪人 (双葉文庫 と 15-1)
解説を読むと大傑作のような気がするのだが、実際に読んでもそうは思えない。なぜだろう?

解体諸因 (講談社文庫)
解体諸因 (講談社文庫)
これぞまさに超絶技巧!

13人目の探偵士 (講談社文庫)
13人目の探偵士 (講談社文庫)
これも短編集ではないが、最後の処理が印象深い。

ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)
ぼくのミステリな日常 (創元推理文庫)
結構あからさまな伏線で、違和感を持っても、きっと真相は見通せない。

石黒正数「それでも町は廻っている」

それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)
それでも町は廻っている 1 (ヤングキングコミックス)
それでも町は廻っている 2 (ヤングキングコミックス)
それでも町は廻っている 3 (ヤングキングコミックス)
それでも町は廻っている 4 (ヤングキングコミックス)
それでも町は廻っている 5 (ヤングキングコミックス)
それでも町は廻っている 6 (ヤングキングコミックス)
それでも町は廻っている 7 (ヤングキングコミックス)
それでも町は廻っている 8 (ヤングキングコミックス)
それでも町は廻っている 9 (ヤングキングコミックス)

基本的に一話完結のギャグマンガなので、気軽に読める。
アホな探偵キャラが個人的にツボ。
時系列がバラバラなので、注意深く読むと、本格パズラー的な面白みもある。

山口雅也「奇偶」

奇偶(上) (講談社文庫)
奇偶(上) (講談社文庫)
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山口 雅也
講談社
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奇偶(下) (講談社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
「神は骰子を振らない」ならば全ては必然だというのか。奇妙な偶然の連鎖の果てに起こった原発事故を皮切りに「偶然」に翻弄される推理作家・火渡雅。太極柄ネクタイの男の事故死と現場での怪しい人影を目撃した後、片方の視力を失うが…。思想と思索に満ちた知の書であり、不安と不穏を描き出した傑作。


正直、物語的なあらすじなんてどうでも良い。
奇書だ。
シュレディンガーの猫的な。
正しい論理を積み重ねた結果、不条理な真実が現れる。
奇書というのは支離滅裂ではなくてむしろ非常に論理的なのだ。

倉知淳「日曜の夜は出たくない」

日曜の夜は出たくない (創元推理文庫―現代日本推理小説)
倉知 淳
東京創元社
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出版社/著者からの内容紹介
神出鬼没の破天荒なキャラクター“猫丸先輩”が登場する、痛快無比のデビュー作品集本格、ハードボイルド風、怪談調、シリアスタッチあり、スラプスティックあり、の7編を収録。この本を手にする貴方に幸あれ!

●収録作品
「空中散歩者の最期」
「約束」
「海に棲む河童」
「一六三人の目撃者」
「寄生虫館の殺人」
「生首幽霊」
「日曜の夜は出たくない」


それぞれの短編はまあそれなりの出来。
何より、連作の仕掛けがすごい。
トリックが明らかになったときは、「何言ってんだこいつ」と思ってしまったが、読み返すと確かに伏線がちらほらと。
こういうのを読んだのは初めてだったからとても驚いた。

倉知淳「星降り山荘の殺人」

星降り山荘の殺人 (講談社文庫)
倉知 淳
講談社
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内容(「BOOK」データベースより)
雪に閉ざされた山荘。ある夜、そこに集められたUFO研究家、スターウォッチャー、売れっ子女流作家など、一癖も二癖もある人物たち。交通が遮断され、電気も電話も通じていない陸の孤島で次々と起きる殺人事件…。果たして犯人は誰なのか!?あくまでもフェアに、読者に真っ向勝負を挑む本格長編推理。


これ、すごいよな。
ミスリードが完璧だ。
注意深ければ深いほど真相から遠ざけられる。
初心者でも十分驚けるけれど、むしろ玄人向きだと思う。

島田荘司「魔神の遊戯」

魔神の遊戯 (文春文庫)
島田 荘司
文藝春秋
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読んだのはまだ高校生の頃だったと記憶している。
探偵役を御手洗が務める本格ミステリ。

驚いた。
今となっては驚けるはずがないのだが、当時はメタな視点を持っていなかったので、作品に没頭できて、その結果として気持ち良く騙されることができた。

少なくとも表層的には読書経験が楽しみを奪うということは真理だと思う。

みなみけ

不意に思い出したけれど、「みなみけ おかえり」第10話で爆笑したことがある。
ナツキのエピソードだ。
あれは確かエントリーシートを書いていたときにたまたま見たのだった。
思えば、深夜アニメを見るようになったのはあれがきっかけだったような気がする。
そういう意味ではひとつのターニングポイントだ。
みなみけ おかえり 4(初回限定版) [DVD]
キングレコード (2009-07-08)
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丸尾末広「パノラマ島綺譚」「芋虫」「乱歩パノラマ」

パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)
江戸川 乱歩 丸尾 末広
エンターブレイン

丸尾版乱歩シリーズ第1弾。
そういえば乱歩なんて読んでなかったな、と思ってとりあえずマンガを買ってみたら、これがすごかった。
絵柄と雰囲気が合い過ぎている。
内容は言わずもがな。

芋虫 (BEAM COMIX)
芋虫 (BEAM COMIX)
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江戸川 乱歩 丸尾 末広
エンターブレイン

そして第2弾。
もうやめて、と言いたくなるほどの生々しさ。
本当に「芋虫」だからなぁ。

乱歩パノラマ 丸尾末広画集 (ビームコミックス)
丸尾 末広
エンターブレイン
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画集だが、「踊る一寸法師」のマンガが収録されている。

駕籠真太郎「フラクション」「アナモルフォシスの冥獣」

フラクション
フラクション
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駕籠真太郎
コアマガジン
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ネットで評判だったので読んでみた。

すごい。
思いのほか本格ミステリだった。
マンガならではの大技。この辺りはむしろギャグマンガ寄りなのかも。
もしかしたらアンフェアかもしれないけれど、この際そういう問題は些事に過ぎない。
騙されるのが好きな人はぜひ読むべきだ。

アナモルフォシスの冥獣
駕籠 真太郎
コアマガジン

「『フラクション』の衝撃ふたたび!」みたいな宣伝文句につられて買ってしまった。
こちらの方がトリック的に凝っているので、衝撃は少し薄い。
その分、バカミス的な面白さが増している。

ランキング―2011年に読んだ本

去年読んだ小説で特に面白かったものを順にピックアップしておく。

1.伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー
これがエンターテインメントだ!って感じ。映画もなかなか。

2.谷川流「涼宮ハルヒの驚愕
やっと出た、と思ったら、もう続きが待ち遠しい。

3.舞城王太郎「ディスコ探偵水曜日
異次元の面白さ。ついていくだけで精一杯。

4.伊藤計劃「ハーモニー
誰か代わりにNeutralルートを書いてくれないかな。

5.森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女
オールスターキャスト。

6.綾辻行人「Another
ミステリ初心者のときに読みたかったなぁ。

7.三津田信三「山魔の如き嗤うもの
「首無」ほどじゃなかったけれど、これで十分。

8.島田荘司「リベルタスの寓話
たまには古典的なネタも読まないと。

9.西尾維新「少女不十分
ストーリーよりプロットという非常にミステリらしい小説だが、ミステリではない。

10.三津田信三「作者不詳 ミステリ作家の読む本
作中作。メタフィクションのお手本みたい。

11.尾関修一「麗しのシャーロットに捧ぐ―ヴァーテックテイルズ
全てが収まるべき場所に収まる点が好印象。

12.虚淵玄「ブラック・ラグーン2 罪深き魔術師の哀歌
完全にコメディ。

13.東川篤哉「館島
笑撃!

14.西澤保彦「収穫祭
エログロナンセンスってことでよろしいか?

15.飛浩隆「象られた力
ハード?SF

16.森博嗣「ZOKURANGER
魔法みたい。

17.道尾秀介「カラスの親指
巧い。

18.森博嗣「工学部・水柿助教授の解脱
ある意味メタフィクション?

19.真梨幸子「殺人鬼フジコの衝動
カルマ。

20.桜庭一樹「赤朽葉家の伝説
ミステリを期待してはいけない。良くも悪くもタイトル通り。

21.森博嗣「もえない
この安定感。

22.三上延「ビブリア古書堂の事件手帖
評判どおり。

23.初野晴「退出ゲーム
キャラクター設定について、ギャグだと思えばいいけれど、たぶん本気だから始末が悪い。

24.森見登美彦「有頂天家族
ぽんぽこ。

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