超私的島田荘司ランキング

島田荘司といえば、社会派が主流だった新本格以前からガチガチの本格ミステリを書いていて、巷では“ゴッド・オブ・ミステリー”として有名だが、今回はそんな彼の作品の中から個人的に印象深いものを紹介する。



占星術殺人事件 (講談社文庫)
島田 荘司
講談社
売り上げランキング: 6901

第1位は何と言ってもこれ。核になっているトリックがとにかくすごい。叙述ではないトリックでここまでの衝撃を受けたことはないし、きっとこれからもないだろう。



ロシア幽霊軍艦事件 (角川文庫)
島田 荘司
角川書店
売り上げランキング: 92407

第2位。ジャンル的には歴史ミステリになるのかな。それまで読んでいたのは殺人事件を扱ったミステリがほとんどで、たまにほのぼのとした日常の謎を読むことはあったが、本書はそのどちらとも違って、一枚の奇妙な写真から歴史上の謎が壮大なスケールで解き明かされる。謎の組織が登場することもなく、スリルもサスペンスもないはずなのだが、非常にエキサイティングだった。



斜め屋敷の犯罪 (講談社文庫)
島田 荘司
講談社
売り上げランキング: 43982

第3位。これぞ本格ミステリといった風情の大トリックが炸裂する。御手洗の名探偵ぶりが憎い。



奇想、天を動かす (光文社文庫)
島田 荘司
光文社
売り上げランキング: 64774

第4位。作者の本格観が具現化されたような作品。幻想的な謎とその合理的解決+社会派のエッセンス。



犬坊里美の冒険 (光文社文庫)
島田 荘司
光文社
売り上げランキング: 275438

第5位。これはめちゃくちゃ面白いのに、あまり話題にはならなかったようだ。バカミス一歩手前(もしかしたらそのもの?)のトリックが凄まじいだけでなく、笑える。



北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫)
島田 荘司
光文社
売り上げランキング: 250137

第6位。「斜め屋敷」を彷彿とさせる古き良き本格ミステリ的なトリック。違う意味でプロバビリティの犯罪である。



暗闇坂の人喰いの木 (講談社文庫)
島田 荘司
講談社
売り上げランキング: 126233

第7位。とにかく雰囲気が気に入っている。ホラー寄りなのかな。結末はどうかと思うが。



魔神の遊戯 (文春文庫)
島田 荘司
文藝春秋
売り上げランキング: 220684

第8位。例のトリックが衝撃的なのだが、それがなくても成立する本格ミステリだ。



ハリウッド・サーティフィケイト (角川文庫)
島田 荘司
角川書店
売り上げランキング: 291536

第9位。異色作。それ、下ネタやん。



切り裂きジャック・百年の孤独 (文春文庫)
島田 荘司
文藝春秋
売り上げランキング: 270031

第10位。現代に甦った切り裂きジャック事件を名探偵が解決。



こうして見ると、われながら面白みのないランキングだ。
まあ、でも、思いつくとおりに書いたらこうなったのだから、素直な感想なのだろう。
スポンサーサイト



検索フォーム
最新記事
リンク
カウンター
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
カレンダー
12 | 2012/01 | 02
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
QRコード
QR