西尾維新「憑物語」

憑物語
憑物語
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西尾 維新
講談社
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内容説明
“頼むからひと思いに――人思いにやってくれ” 少しずつ、だが確実に「これまで目を瞑ってきたこと」を精算させられていく阿良々木暦。大学受験も差し迫った2月、ついに彼の身に起こった“見過ごすことのできない”変化とは……。<物語>は終わりへ向けて、憑かれたように走りはじめる――これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!


こよこよ!!
しばらく何のことか理解できなかった。
これが例のツンドロというものか。
ここまでの衝撃がかつてあっただろうか?
物語本編と全く関係ないところでこれだから油断できない。

さて、その本編だが、物語に不要に思える雑談や冗談がそのほとんどを占めているため、なかなか進まないのはもはやいつものこととして、そんな中でもついに物語シリーズであることの意味が明示された。
現段階では筋立てを書いている者への反逆に留まっているが、もしかするとこの先、作者への挑戦という更にメタな展開が待っているのではと、残り2作が今から楽しみで仕方ない。


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五代ゆう「クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅤ」

アバタールチューナーⅤ (クォンタムデビルサーガ)
五代 ゆう
早川書房
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内容紹介
神に成る

キュヴィエ症候群の研究施設〈EGG〉の閉鎖から数年後、
太陽光を浴びることが死に 直結する世界で、
サーフらは地下に逃れたローカパーラの人々に出会う。
彼らの協力を得て、セラを奪還すべく
〈協会〉の本拠地を目指したエンブリオンのメンバーだったが、
その眼前に思いもよらない人物が立ちはだかった。
人間と悪魔が楽園を追い求めた闘いの行方とは……

世界の崩壊と再生を描いた本格SF大作、悠久の完結篇


すごかった。
ここまで来るとゲーム版とは全くの別物。
上手いこと伏線を拾いに拾いまくって、この辺りはやはり小説だな。
結末はどこかで読んだことのある感じだったが、完全にSFだった。
全知全能の神との対決は常に決着がつかないものであるらしい。
エピローグに当たる部分でこれ以上ないほどわかりやすくまとめられているので、読み返す必要性を感じない。親切な構成だ。
ⅠとⅡはファンタジー、ⅢですべてがSFになり、Ⅳ・Ⅴで神話になった。
ゲームの空港で一人また一人と仲間がいなくなる喪失感も好きだったけれど、こちらの展開も悪くない。
また誤植;73p「ジケット」


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五代ゆう「クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅣ」

アバタールチューナーⅣ (クォンタムデビルサーガ)
五代 ゆう
早川書房
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内容紹介
神に挑む

ジャンクヤードの消滅に巻き込まれたのち、
黄色い空に黒い太陽が昇る世界に再生したサーフ。
そこにはセラの話していた〈楽園〉とは程遠い、荒廃した大地が広がっていた。
エンブリオンのメンバーの行方もわからぬまま困惑するサーフは、突如アートマに変じた戦闘部隊の襲撃を受ける。
彼らはサーフを、〈協会〉によって開発された戦闘用バイオメカニック〈ASURA-01〉と呼ぶが……新たな神話を描く第4巻


そういえばしばらくセラがパーティーに加入したな。ほとんど忘れていたので驚いた。このペースだとエンディングは変わるのではないか。とてもラストダンジョンに突入できそうにない。DDS2と言えば所長なだけに、彼が登場しなかったのは残念だ。

五代ゆう「クォンタムデビルサーガ アバタールチューナーⅢ」


内容紹介
神に問う

太陽光を浴びると身体が結晶化し、やがて死に至る奇病・キュヴィエ症候群が猛威を振るう近未来の地球。
共感能力を持つ精神技術者の穂村一幾は、亡き恋人・蛍の双子の兄である水無瀬眞に〈EGG〉なる研究施設へ呼び寄せられた。
そこで彼を待っていたのは、〈神〉と交信するという黒髪の少女セラだった。
一幾はその能力を使ってセラと〈神〉との対話を分析するよう依頼されるが
……すべての発端を描く第3巻


ソウルハッカーズを買ったのでペースが一気に落ちた。一応クリアしたのでこれから読書に励むつもりだ。それにしてもすれ違いの仕様は恨めしい。

今巻はすべての発端、過去のニルヴァーナ=現実世界の出来事が描かれている。ゲームではイベントムービーとして挿入されていた部分だ。内容はほとんど別物だがあらすじとしてみるとほぼ同じ。新訳、あるいは換骨奪胎。クォンタムである理由はとりあえず一つ判明。それが今後の物語にどう影響するのかは未知数だ。
セラの目覚めは妙な既視感があった。しばらくして思い出したのは「PLUTO」だった。魂とは何か。AIとゴースト。

誤植;106p「セラフィーた」久しく誤植に気づくことがなかったので驚いた。

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