森博嗣「ジグβは神ですか」

ジグβは神ですか (講談社ノベルス)
森 博嗣
講談社
売り上げランキング: 167

内容(「BOOK」データベースより)
芸術家たちが自給自足の生活を営む宗教施設・美之里。夏休みを利用しそこを訪れた加部谷恵美たちは、調査のため足を運んでいた旧知の探偵と再会を果たす。そんななか、芸術家の一人が全裸で棺に入れられ、ラッピングを施された状態で殺されているのが発見される。見え隠れするギリシャ文字「β」と、あの天才博士の影。萌絵が、紅子が、椙田が、時間を超えて交叉する―。ついに姿を現した天才博士。Gシリーズ最大の衝撃。惹かれ合う森ミステリィ。


面白かった。
終始ニヤニヤしっぱなしだった。
これだけ外されても面白いのは本当にすごい。
本格の枠組みの中で本格を否定している。
アンチミステリなのかもしれない。
いや、そもそもあらゆるマジョリティに対するアンチテーゼに満ちている。
「すべてがFになる」からそうだった。
狭義の本格ミステリとして始まったが、だんだんと一般化し、今作では殺人事件の起こる思想小説になった。
そのうち形而上学的な観念のみの小説になるのではないか。
改めて思うのはこれら一連の作品群は四季シリーズで完結しているということだ。
春夏秋冬以外は真賀田四季サーガ外伝であり、Gシリーズ残り4作、Xシリーズ残り3作でどうなるのか、とても気になるが、きっと外しに外され、それでも面白いだろうから、そういう期待をしながら続きを待つ。
西之園さんの活躍を見たいが、すっかり淑女となってしまったから無理だろうな。
スポンサーサイト



検索フォーム
最新記事
リンク
カウンター
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
カレンダー
10 | 2012/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
QRコード
QR