筒井康隆「愛のひだりがわ」

愛のひだりがわ (新潮文庫)
筒井 康隆
新潮社
売り上げランキング: 83,042

内容紹介
幼いとき犬にかまれ、左腕が不自由な小学六年生の少女・月岡愛。母を亡くして居場所を失った彼女は、仲良しの大型犬デンを連れて行方不明の父を探す旅に出た。暴力が支配する無法の世界で次々と事件に巻き込まれながら、不思議なご隠居さんや出会った仲間に助けられて危機を乗り越えていく愛。近未来の日本を舞台に、勇気と希望を失わずに生きる少女の成長を描く傑作ジュヴナイル。


抽象的なタイトルだなと思って読み始めたら、とても具体的なタイトルだったので驚いた。
それにしてもさすがだな。
久しぶりに小説を読んだ気がした。
豊かなのに無駄がない。
特に後半の畳み掛けはさむけすら感じた。
老練の技術はこういうところで光る。
リアリティとは創り出すものなのだ。
文体からしてもうずるいよね。
唐突に思えた幕切れは余韻を強く残した。
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