芦辺拓「真説ルパン対ホームズ―名探偵博覧会〈1〉」

真説ルパン対ホームズ―名探偵博覧会〈1〉 (創元推理文庫)
芦辺 拓
東京創元社
売り上げランキング: 461,220

内容(「BOOK」データベースより)
一九〇〇年、十一年ぶりの万博に沸き返るパリ。身に覚えのない窃盗の罪を着せられた若き日のアルセーヌ・ルパンは、己が名誉を守るべく真犯人を捜し出す決心をする。時同じくしてパリを訪れたのは、かの偉大なるシャーロック・ホームズ!怪盗と名探偵が密室から消失した仏像の謎と盗まれたフィルムの行方に迫る。古今東西の名探偵が難事件に挑む、傑作揃いのパスティーシュ集。


「真説ルパン対ホームズ」お祭り騒ぎって感じ。意外性は皆無。やっぱり夏目漱石も登場。興味を惹かれない情報がやたらに多い。
「大君殺人事件 またはポーランド鉛硝子の謎」これもお祭り。本格らしすぎて意外性はないが、まさかの叙述トリック。
「《ホテル・ミカド》の殺人」三度お祭り。謎の日本人の正体がハイライトだろうか。推理は間抜けなようでいて切れ味鋭い。
「黄昏の怪人たち」これはファンタジーだな。乱歩のジュブナイルは読んだことないけどこんなノリなら読まなくてもいいや。
「田所警部に花束を」鮎川哲也を読んだことがないからだろうか、よくわからなかった。
「七つの心を持つ探偵」見事なおふざけだった。この長さならありだな。
「探偵奇譚 空中の賊」サスペンスだった、のか? 昔の翻案小説っぽいからあの人のオマージュなのだろうが、今頃こんなものを読まされても苦痛しか感じない。
「百六十年の密室-新・モルグ街の殺人」ここへ来て後期クイーン問題、あるいはゲーデルの不完全性定理。たまげたが、よく考えると、単に別解を示しただけで、特別なことは何もない。

あとがきは興味深かった。
スポンサーサイト



検索フォーム
最新記事
リンク
カウンター
カテゴリ
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
カレンダー
03 | 2013/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
QRコード
QR