星野之宣「星を継ぐもの」


星を継ぐもの 2 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
星を継ぐもの 3 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
星を継ぐもの 4 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

内容説明
SF文学の金字塔に新解釈を加えて漫画化!

時空を超えるミステリー!
西暦205X年、月で深紅の宇宙服をまとった死体が発見された。
だが、どれほど歴史をさかのぼっても該当者は見当たらない。
そして誰も予見しない驚愕の事実が浮かび上がる。
遺体はなんと5万年も前のものと鑑定されたのだ!
ネアンデルタール人やクロマニョン人が毛皮や石器を身に着けていた5万年前に、月に宇宙服を着た人が!?

SF文学界の巨星・ホーガンの名作を、漫画界の巨星・星野之宣が独自の解釈を加えて描く!

【編集担当からのおすすめ情報】
90年代前半にホーガン氏の『未来の二つの顔』の漫画化に挑み、読者はもとよりホーガン氏本人からも絶賛された星野之宣氏。
2010年に逝去されたホーガン氏を悼み、再び名作文学の漫画化に挑戦します。
連載開始前から各界を騒然とさせている本作、待望の単行本化です!


メガテンが届くまでの暇つぶし。
原作は「星を継ぐもの」だけ読んだが、シリーズの続きは読んでいない。
この漫画は「ガニメデの優しい巨人」と「巨人たちの星」の内容を含んでいるというので読んでみた。
まず私の知っている範囲で原作と比べると、あの推理!推理!推理!というミステリ的な面白みが薄れているように感じた。漫画だから仕方がないのかもしれないが、やはり醍醐味はそれだと思うのだ。
2巻の中盤以降は初めての内容なので面白く読んだ。
終盤はそこはかとなく残念な感じがしたが、まあこんなものだろう。つじつま合わせが大変というシリーズ化の弊害だ。
結局ピークがチャーリーについての謎なのでこうなってしまうのだ。

星を継ぐもの (創元SF文庫)
ジェイムズ・P・ホーガン
東京創元社
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ガニメデの優しい巨人 (創元SF文庫)
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巨人たちの星 (創元SF文庫 (663-3))
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米倉あきら「インテリぶる推理少女とハメたいせんせい In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI」

インテリぶる推理少女とハメたいせんせい In terrible silly show, Jawed at hermitlike SENSEI (HJ文庫)
米倉あきら
ホビージャパン (2013-02-28)
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内容紹介
乙女の心はいつだってミステリアス

「……せんせいにはわるいうわさがあるのです。もちろんわたしはせんせいを信じています。けれど……」
人間は無作為にテキトウに動くのだ、と主張する文芸部顧問になった「せんせい」と、この世の全てが理屈通りに動いている、と信じて疑わない中学生の文学少女「比良坂れい」の2人が孤島を舞台に繰り広げる壮絶な頭脳戦と恋愛模様。


メガテン発売でしばらく読書から離れるのでその前に一気読みできそうなのを選んでみた。
酷いタイトル(森博嗣か?)だが、これでも修正後である。
まず元タイトルが話題になっていたのをまとめサイトで見ていた。忘れた頃になってGIGAZINE経由で書評を読んで興味を惹かれたので読んでみた。
オチはよくわからなかったが要はメタミステリだ。
文体というかスタイルというかページを開いた時に受ける印象は筒井康隆や西澤保彦を連想させるし、内容は舞城王太郎とか佐藤友哉とかあの頃のメフィスト賞を思い出させる。少し間抜けな狂気だ。
あれ? つまり純文学路線なのか? 社会風刺もあったりする。
ネタ満載でいちいち拾ってられないが、殺戮にいたる病の新解釈と太田が悪いには爆笑した。
このプロットはまっとうな材料を使って書けば傑作になりうるポテンシャルがあるように思う。一般の人気作家に書いてほしいな。
とにかくメタミステリだから本格がどうとか語りたい年頃を過ぎないと次から次へと繰り出されるネタを堪能できない。
珍しくあとがきがあとがきらしく、あとがきとして読むならここに本質があると言っても過言ではない。
作中で度々語られるミステリ観は共感するところが多く、新本格以後が入り口の世代はある程度共有できるのではないか。

真・女神転生IV
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真・女神転生4 バロウズNAVIGATOR (Vジャンプブックス)
Vジャンプ編集部
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川上稔「境界線上のホライゾンⅤ〈下〉」

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 5(下) (電撃文庫)
川上稔
アスキー・メディアワークス (2012-10-10)
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内容(「BOOK」データベースより)
毛利領へ侵攻した羽柴勢に対し、武神を主体にした新たな戦術で六護式仏蘭西が反撃を開始した。歴史のターニングポイントとなる織田・信長自害の“本能寺の変”へ向けて、世界は徐々に向かい始める。一方、関東では、武蔵を強襲した北条勢を逆手にとって、武蔵は滝川・一益と北条による“神流川の戦い”の歴史再現を遂行したが、武蔵は校則法で定められた夏休みを目前に控え、遅れていた行事もこなさなければならず、更には真田の偉い人が…。羽柴vs六護式仏蘭西、武蔵vs滝川。新たな歴史再現へ向けて動き出した各国の行方は!?


モンハンかよ。
今回のメインは竜退治。真田の遺跡で謎の核心へ迫れるかと思いきや次の北条へおあずけ。結果的に次巻へのつなぎだった。にぎやかになりそう。
ここまで続けて読んできて登場人物に感情移入しているので、ドラマがあるたびに涙腺が崩壊している。
考えたことを幾つか。
天竜を倒したりできる武蔵勢を軽くあしらっていた教師オリオトライとは一体何なのか。人狼女王とタメを張れそうですらある。
P.A.Odaに大罪武装があることは不思議ではない。松平元信と協力関係にあったのだから。問題は誰の感情を材料にしたのかということだ。未だ姿を見せない信長も気になる。
また大罪武装の存在に着目すると松平元信を軸にした対称性が見て取れる。つまり、創世計画と武蔵がやろうとしている手段不明の末世解決は同じもの、あるいは正反対のものなのではないか。さらに末世を前にして協力できないことからそれらは二律背反である可能性が高い。となるとどちらに転んでも不穏な気配が。
他にもいろいろあると思うがうまくまとめられない。
Ⅵは上巻が出たばかりだから完結してからでいいや。
そうそう。「しとお」ってどういう意味なのかずっとわからなかったのだがやっとわかった。逆落しのことだ。
あとわからないのは□□凸だけ。←ググったら縦書で「且」になるということらしい。

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 6(上) (電撃文庫)
川上稔
アスキー・メディアワークス (2013-05-10)
売り上げランキング: 210


川上稔「境界線上のホライゾンⅤ〈上〉」

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 5(上) (電撃文庫)
川上稔
アスキー・メディアワークス (2012-08-10)
売り上げランキング: 16,729

内容(「BOOK」データベースより)
―状況は静から動へ。関東、近圏の諸国が武蔵とP.A.Odaを天秤に掛け、遂に戦端が開かれた…!奥州三国の支持を得て、柴田勢を退けた武蔵。生徒会副会長の正純は、信長死後の歴史再現の鍵を握る北条に働き掛け、羽柴にプレッシャーを与えようと画策するが、その矢先、羽柴勢が毛利領内に侵攻したとの一報が届く!毛利領を治める六護式仏蘭西の迎撃は。そして連動して動き出す関東勢力の群雄に、武蔵もその一員として相対する。各国に分割統治された中世の神州・日本を舞台に繰り広げる、壮大な学園戦国ファンタジー第五話、いよいよ開幕。


武蔵の日常。真田の日常。人狼女王の食事。ついに始まる羽柴の毛利侵攻。欧州の覇権を握る事になる六護式仏蘭西の思惑が見え隠れ。それを受けて武蔵に対して先手を打つ北条。武蔵は追い込まれながらも機転を利かせ、P.A.Oda側の歴史再現を進めることに成功。真田勢の強襲。ミッキョーマウス!上巻でもうクライマックスだと思ったら羽柴との交渉中に真田の総長が出てきてヽ(・ω・)/ズコー。続きが気になる。
今回は物語的にはあまり進まなかったが、内容はむしろ濃く感じた。
誤植発見。554p:イザナギとイザナギが口論してる。601p:二代が男になっている。

川上稔「境界線上のホライゾンⅣ〈下〉」

GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン 4(下) (電撃文庫)
川上 稔
アスキー・メディアワークス (2011-12-10)
売り上げランキング: 4,325

内容(「BOOK」データベースより)
伊達、最上、上越露西亜へ外交官として赴いた武蔵アリアダスト教導院のメンバー達。だがそれを牽制するため、羽柴・秀次率いる戦闘外交艦“聚楽第”を先頭に羽柴勢が水戸領地に対し戦闘を開始。一方、武蔵では、生徒会と総長連合に対し、平和を求めて大久保・忠隣を代表とする委員長連が蜂起し、内部に潜入した伊佐、穴山ら真田十勇士は、艦の破壊工作の準備を進めていた。まさに内憂外患の武蔵は、この状況を打開し、東北・上越への活路を開くことができるのか!?各国に分割統治された中世の神州・日本を舞台に繰り広げる、壮大な戦国学園ファンタジー、第四話ついに完結。


正純の逆襲。守銭奴達の蝙蝠具合。大久保の真意。暗殺失敗。柳生宗矩登場。賢姉対二代第2ラウンド。天津乞神令教導院の真実。そして始まる三国との会議。新登場の上杉景勝がこれまた濃い。CV.玄田哲章だな。武蔵のピンチに立ち上がる総長兼生徒会長兼副王の時々服を着る全裸馬鹿。Ⅰのリフレインだ。つまりここまでが中盤のプロローグ。丸く収まりかけたところで柴田の侵攻。再出現した青龍。ウルキアガと成実の相対。まさか攻略法としてのツンデレだったとは。破壊力のあるイラスト。前髪外交官の活躍。ウッキー変身。独眼竜誕生。武蔵は天津乞神令教導院があると確定したノヴゴロドへ向け試験航行開始。真田対武蔵は武蔵の勝ち。ノヴゴロドではチートな丹羽長秀。最前線に出てくる不可能男。武蔵到着。純情な触手が直政に恋慕。英国の介入。立花夫妻と二代も参戦。柴田夫妻を退ける。戦況はP.A.Oda有利のまま、先に福島正則がノヴゴロド市庁舎の中へ。武蔵勢として一番乗りした二代が八艘飛びで福島に勝利。景勝とマルファのカップル成立。市庁舎の地下にはアヴァロンがあった。オラニエ公はすべてを語ることなく公主隠しに遭う。「みつひでくんはまだ?」加藤清正がノヴゴロドを破壊。双嬢のライバル登場。武蔵が新装備をぶっぱなし奥州の約束は果たされ、同盟成立。憤怒の大罪武装をるが、羽柴にも大罪武装っぽいものがあることがわかる。次は関東平定。
ということで読み終わってからだと思い出せないことが多いので実況風に綴ってみた。
再起の物語だった。
末世、公主隠し、大罪武装、創世計画、まだまだ謎はいっぱいだ。
成実が異常にかわいいな。全登場人物の中で最も乙女なんじゃないか?

川上稔「境界線上のホライゾンⅣ〈中〉」

境界線上のホライゾン4〈中〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
川上 稔
アスキーメディアワークス (2011-10-08)
売り上げランキング: 37,254

内容(「BOOK」データベースより)
奥州上越関東の安定化のための外交作戦として、里見生徒会長を招き入れ、列強三国へ外交官を派遣することを決定した武蔵。その結果、最上家へ里見義康とアデーレが、上越露西亜の上杉家にトーリ、ホライゾン、メアリ、点蔵、ミトツダイラが、伊達家には鈴とウルキアガが外交官として赴くこととなった。だがその一方、武蔵内部に潜入した伊佐、穴山たち真田十勇士は密かに活動を始め、更には武蔵の眼下、水戸領地に対し羽柴勢が戦闘を開始。事態は急速に動き出す。各国に分割統治された中世の神州・日本を舞台に繰り広げる、壮大な戦国学園ファンタジー、第四話中巻。


上巻から続く戦闘から始まる。それぞれの外交先での騒ぎ。武蔵の内乱。真田十勇士による要人暗殺計画。武田、最上、上杉の絡み合う問題。P.A.Odaが為さんとする創世計画とは何か。武蔵にも無敵カーチャンが。などなど今回も盛り沢山だが、ここで世界の秘密の一端が明かされた。それはここまで読んできた読者が抱くであろう疑問への答えであり、しかしまだ多くは秘密のままだ。物語的にも奥州と武蔵の行末は見当が付かないまま次巻へ。
テンゾーとメアリの攻撃が格好良かったな。映像映えすることだろう。
今更だが、何でもありの世界観はギャグとの相性が良く、根底に流れつつも時々顔を出すシリアスな展開がエキサイティングだ。

川上稔「境界線上のホライゾンⅣ〈上〉」

境界線上のホライゾン4〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
川上 稔
アスキー・メディアワークス (2011-09-10)
売り上げランキング: 15,685

内容(「BOOK」データベースより)
武田との歴史再現のため三方ヶ原の戦いに臨んだ武蔵。だが、強引な解釈による羽柴の登場により初めての敗北を喫してしまった。そして今、武蔵は関東IZUMOの巨大な浮きドック“有明”で大改修を受けていた。そんななか、関東の北に存在する奥州列強―伊達、最上、上越露西亜との協働について、武蔵は模索を始める。しかし、各勢力もそれに対し動き始め…。様々な過去と思惑を秘めた奥州列強と、果たして武蔵はどのように向き合っていくのか―!?各国に分割統治された中世の神州・日本を舞台に繰り広げる、壮大な戦国学園ファンタジー、第4話ついにスタート。


中盤のプロローグの序盤といった感じ。対奥州のいろいろが始まりつつあるところ。
改修中の武蔵内は工作員が暗躍し、ネシンバラは二次元の存在に、蜻蛉切を失って腑抜け中の二代には夢オチでは納得出来ない何かが起きた。
今度はウルキアガに恋愛フラグが。
タレントの増えた武蔵では元々狂人の立花夫妻はすっかり馴染んでおり、メアリは天然爆弾、ヨッシーは新鮮ながらもだんだんと汚れていきつつある。
今巻の一言は「おちんこでてる」で決まりだ。
巻頭のあらすじが秀逸だな。これを読んだだけでは何が書いてあるのか理解できない自信があるが、物語の復習としては必要十分の出来だ。

川上稔「境界線上のホライゾンⅢ〈下〉」

境界線上のホライゾン3〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
川上 稔
アスキーメディアワークス
売り上げランキング: 17,825

内容(「BOOK」データベースより)
M.H.R.R.が仕掛けた、K.P.A.Italiaの厳島上空での竜脈炉爆発を合図とするように、遂に三十年戦争における最悪の敗戦を生む歴史再現“マクデブルクの掠奪”が始まった。そんな中、トーリ達はマクデブルク郊外にある、M.H.R.R.の総長ルドルフ二世が幽閉された鋼鉄の塔へと向かう。六護式仏蘭西、そしてM.H.R.R.の旧派と改派、P.A.Oda、オッパイカーチャンと貧乳娘とか、全ての思惑はどこへ向かうのか?その中で武蔵が取る選択とは!?中世の日本と世界各国が同居する“極東”を舞台に繰り広げられる学園ファンタジー第3話、完結。


ネイト覚醒。アンヌの最期。松永久秀の二度目の謀反。三方ヶ原の戦い。聖なるカレー粉。長篠の戦い。江戸湾消滅。ついに羽柴登場。文禄の役。里見義頼の忠。そして武蔵の敗北。
とまあ、盛りだくさんの内容だった。
これでまだ序盤だというのだから末恐ろしい。
ここまでの疑問点を幾つか。
重力操作とかできる科学水準でなぜ宇宙へ行くことができないのか。そもそもなぜ宇宙へ行きたいのか。まず神州の外へ進出するのが先ではないか。
この辺りの疑問や頻繁に挟まれる小ネタを考えると、何か大仕掛がありそうな予感もある。
神代の歴史を再現するだけでも面倒くさいのに、聖譜記述の解釈なんて問題もあり、さらに重奏統合争乱を経て世界と極東が重なってしまっているので、ややこしさに拍車がかかっている。
しかしこのややこしさが面白さに直結しているので、エンタメというのは難しいなあ。

川上稔「境界線上のホライゾンⅢ〈中〉」

境界線上のホライゾン3〈中〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
川上 稔
アスキーメディアワークス
売り上げランキング: 12,799

内容(「BOOK」データベースより)
仏蘭西領のIZUMOにて動き出した各国と個人の複雑な関係。その中で武蔵が取る選択とは?そして彼らが向かう先に、それぞれ待っているものとは?六護式仏蘭西との戦闘がIZUMO上で展開する中、欧州覇者となるルイ・エクシヴや、その妻、毛利・輝元の参戦を経て、ついにはミトツダイラの母である巨乳の人狼女王までが戦闘に参加してカーチャン無双の時代がここに…!この戦闘を経て、一体、誰が何処に向かうのか。中世の日本と世界各国が同居する“極東”を舞台に繰り広げる学園ファンタジー第6巻。


なんというプライベートレッスン!
アニメでも乳首は出ていたけれど、ここまでがっつり性描写があると、第3期は期待しないほうがよさそうだ。
今回はバトル多め。
葵トーリ奪還作戦、武蔵襲撃、瀬戸内の海戦。
そして次巻はマグデブルクの掠奪。
ノリキの次はペルソナ君にまで疑惑が。
三年梅組とは一体何なのか?

川上稔「境界線上のホライゾンⅢ〈上)」

境界線上のホライゾン3〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
川上 稔
アスキーメディアワークス
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内容(「BOOK」データベースより)
英国のアルマダ海戦で西班牙・無敵艦隊との戦闘により中破した航空都市艦・武蔵。その修復のため、トーリ達は仏蘭西領の浮上島にあるIZUMOへと向かう。だが、そこで待っていたのは、世界征服の方針を左右する出来事だった!果たして、仏蘭西領で武蔵に迫る選択と脅威とは!?AHEADシリーズ『終わりのクロニクル』と都市シリーズの間の時代を描く壮大な物語“GENESIS”シリーズ。中世の日本と世界各国が同居する“極東”を舞台に繰り広げる学園ファンタジー第三幕、ついにスタート。


今回は表紙からしてネイトがメインなのだろうが、上巻の段階では最初と最後だけである。
まだよくわからない。
Ⅰ・Ⅱと同じくボーイミーツガールをやるのであれば、ノリキかな。他に見当たらない。
全裸王を筆頭に数人の新登場キャラが濃すぎるせいで、結果的に全く印象に残らないキャラが量産されている。真田十勇士とか。
そして「ちょんまげ」である。
映像化する際に障害となりそう。
三分冊の上巻だからか、日常や息抜きが多く感じられ、主人公ピンチな幕切れまで徐々に盛り上がっていく。
まだまだこれから。

川上稔「境界線上のホライゾンⅡ〈下)」

境界線上のホライゾン2〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
川上 稔
アスキーメディアワークス
売り上げランキング: 12,424

内容(「BOOK」データベースより)
英国へと到着した航空都市艦・武蔵。そして、来るべきアルマダ海戦の歴史再現に先駆け行動を開始した三征西班牙。三カ国の駆け引きと思惑が蠢くなか、いよいよ英国と武蔵による合同学園祭が始まった…。果たして、武蔵・教導院のメンバーの前に現れた英国“女王の盾符”たちとの戦いの行方は?“重双血塗れ”メアリの処刑は?世界征服のためにホライゾンとデートするトーリの決断と正気は?…あとまあ、点蔵の地味な運命は!?それぞれの想いが交錯するなか、ついにアルマダ海戦の歴史再現が始まる。


なんといっても金髪巨乳だ。
この四字熟語?がすべてを掻っ攫っていった感がある。
今回の主人公は点蔵でヒロインはメアリだった。
またそれに関連して、79ページの描写はミスではなかろうか。
ここでさらりと明示する意義が感じられない。
個人的にはネタバレにならなかったから問題ないが、初見だったら混乱したことだろう。
他にも誤植が目に付いた。
そしてこの長さ。
みんなに見せ場があるから京極夏彦のような箱型鈍器になるのである。
戦闘描写にかなりの分量が割かれているが、これはやはりアニメの勝ちだ。
スピード感やド派手な演出は文章では得られない。
しかし盛り上がるのは討論の方だな。
よくわからない理屈っぽさは一昔前の漫画を彷彿させる。
「又が二つで女が襄る」ってすごい伏線回収だな。
こういう言葉遊びは好きだ。
そういえばⅠで疑問だった末世の正体が明らかになった。
説明されてもよくわからないが。
現実を取り込んで意外としっかり文学していた。

境界線上のホライゾンII (Horizon in the Middle of Nowhere II) 1 (初回限定版) [Blu-ray]
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