麻耶雄嵩「隻眼の少女」

隻眼の少女 (文春文庫)
麻耶 雄嵩
文藝春秋 (2013-03-08)
売り上げランキング: 81,368

内容(「BOOK」データベースより)
山深き寒村で、大学生の種田静馬は、少女の首切り事件に巻き込まれる。犯人と疑われた静馬を見事な推理で救ったのは、隻眼の少女探偵・御陵みかげ。静馬はみかげとともに連続殺人事件を解決するが、18年後に再び惨劇が…。日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞した、超絶ミステリの決定版。


「夏と冬の奏鳴曲」を思い出した。
第一部の時点ですでにそこまでやるかと言いたくなる展開で、しかし作者的にはまだ物足りない結末を迎え、続く第二部でまさかの真相に唖然とする。
エラリィ・クイーン+ドルリー・レーンってことでいいのかな。部分的にはこれで合ってると思う。
残念なのは謎に魅力を感じなかったことと真相が美しくないことだ。
謎の方はプロット上仕方ないと思うが、真相はもう一手間加えるだけで綺麗な多重構造が構築できたはずだと思うのだ。

追記:よく考えたらこれはそのまんま後期クイーン問題だ。したがってこの結末は必然なのだ。

夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) (講談社文庫)
麻耶 雄嵩
講談社
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