連城三紀彦「白光」

白光 (光文社文庫)
白光 (光文社文庫)
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連城 三紀彦
光文社
売り上げランキング: 148,707

内容(「BOOK」データベースより)
ごく普通のありきたりな家庭。夫がいて娘がいて、いたって平凡な日常―のはずだった。しかし、ある暑い夏の日、まだ幼い姪が自宅で何者かに殺害され庭に埋められてしまう。この殺人事件をきっかけに、次々に明らかになっていく家族の崩壊、衝撃の事実。殺害動機は家族全員に存在していた。真犯人はいったい誰なのか?連城ミステリーの最高傑作がここに。


受ける印象は殺人事件の起きる普通の小説。なので個人的には面白くない部類のミステリだ。
不可能要素はなく、誰が犯人なのか、特にその動機が読みどころなのだろう。
モノローグ多めで語られる物語は語り手によってたびたび様相を変える。
犯人は自分だと言っておきながら別の人物を指摘するようなことをほぼ全ての登場人物が繰り返し、結果的に被害者も含めた全員が犯人だったかのような凄まじい真相。
あらすじはミステリらしくないが、プロットの巧妙さが見事に本格ミステリを形作っている。
なんとなく連想したのは「プリズム」「匣の中の失楽」。
立介の語りがギャグのようで面白かった。

プリズム (創元推理文庫)
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匣の中の失楽 (講談社ノベルス)
竹本 健治
講談社
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