籘真千歳「スワロウテイル 幼形成熟の終わり」

スワロウテイル/幼形成熟の終わり (ハヤカワ文庫JA)
籘真 千歳
早川書房
売り上げランキング: 232,312

内容(「BOOK」データベースより)

関東湾の自治区に男女別で隔離されている人間たちは、人工妖精と共に暮らしていた。その一体の揚羽は亡くなった後輩が葬式で動く死体になってしまった事件の謎を追う。一方、自警団の曽田陽平は人工妖精の顔剥ぎ事件の痕跡を捜査していた。どちらも当初は単発的な事件だと思われたが、突如自治区を襲ったテロをきっかけに、これらの異変が自治区の深い闇のほんの一端であることを二人は思い知る…。話題の人気作第二弾。


前作と矛盾する描写に、自らの記憶力に疑問符をつけつつも、何らかの仕掛けのにおいを嗅ぎ取り、それが炸裂してくれることを願っていたが、結局不発に終わった。そういう話なのはわかるけど、読者に対してそれをやる意味が理解できないし、どうせやるならもっと上手くやってもらわないとカタルシスを得られない。また、前作に続いて非常に読みにくい。翻訳あるいは学術論文みたいだ。さて、物語の内容は、整理すると非常に単純な図式になるのだが、読んでいる最中は何がなんだかわからず、先が気になるものだった。しかし前作で設定が明かされているので、驚きはなかった。現実世界からの影響が顕著でほとんど時事ネタ。時事ネタに普遍性はあるのだろうか。
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