歌野晶午「絶望ノート」

絶望ノート (幻冬舎文庫)
歌野 晶午
幻冬舎
売り上げランキング: 110,075

内容(「BOOK」データベースより)

中2の太刀川照音は、いじめられる苦しみを「絶望ノート」と名づけた日記帳に書き連ねた。彼はある日、頭部大の石を見つけ、それを「神」とし、自らの血を捧げ、いじめグループの中心人物・是永の死を祈る。結果、是永は忽然と死んだ。が、いじめは収まらない。次々、神に級友の殺人を依頼した。警察は照音本人と両親を取り調べたが、殺しは続いた。


面白かったけどそれ以上に長かった。
長かった分、終盤における怒涛のような種明かしは、それでいいのかと思う部分もあったものの、十分なカタルシスを与えてくれた。
残念だったのは、おそらくメイントリックであるところの一番大きな仕掛けが早々に見えてしまったことだ。
そのせいで謎が無効化されて真相がどうでもよくなった。
それでも何か別の予想だにしないトリックが仕掛けられているのではと期待しながら読み進めたが、その期待は儚く消えた。
これが300ページくらいにまとまっていたら文句なしの傑作だっただろう。
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艦これ 2016春 クリアレポート

モチベーションが失われて久しい中、Iowa目当てで攻略したので少々記録を残しておく。

E-1に挑む前に、恒例のリストラを敢行した。
育ってない風雲を解体。使わない戦闘糧食、洋上補給、応急修理要員を廃棄してようやくスタート。

E-1甲
1.S阿賀野
2.S加古
3.S大井
4.S摩耶
5.S鳥海

編成は攻略サイトのコピペなので省略。
支援艦隊を出さなくても安定して攻略出来た。

続いてE-2。
報酬に魅力を感じなかったので丙を選択。

E-2丙
1.S霧島
2.S能代
3.S摩耶
4.S伊勢
5.S浜風

集積地棲姫が出てこず試行が嵩んだ。
道中支援のおかげで安定していたが、キラ付けが面倒だった。

E-3はE-4を甲で攻略するため乙を選択。

E-3乙
1.A足柄 -77
2.A霞 -77
3.S伊勢 -110
4.S矢矧 -110
5.A鳳翔 クリア

支援艦隊を出しておけば確実に削れるし、何より倒す必要がないのが楽だった。
やはりキラ付けは面倒。

ということで、飛燕狙いのE-4甲。
E-3報酬の神風が手に入ったことで母港がいっぱいになり、泣く泣く朝雲LV88を解体。

E-4甲
1.F撤退
2.A足柄
3.S長良
4.S金剛
5.A羽黒
6.S球磨
7.S比叡
8.S翔鶴 全力支援でぎりぎりクリア

結果だけを見ればそこそこ安定したように見えるが、道中のストレスが半端なかった。
前衛支援の火力が中途半端でお祈り回数が多すぎる。

E-4で懲りたのでE-5は迷わず丙。

E-5丙
1.I撤退
2.A摩耶 全力支援
3.S妙高
4.S木曾
5.S加賀
6.S長門
7.S愛宕
8.A霰
9.A由良
10.A黒潮 クリア

E-4と同じ印象。甲はクリアできる気がしない。
基地航空隊のシステムがよくわからなかったのも原因か。

E-6も逡巡の余地なく丙。
Polaの加入で代わりに初春改二LV83を解体。

E-6丙
1.Aギミック解除
2.Lギミック解除
3.Gギミック解除ボス「まさか」確認A荒潮 決戦支援を出すのを忘れた
4.S最上 開幕航空戦で当たれば十分なダメージが出るので決戦支援より道中支援を出したほうがいいかもしれない
5.S妙高 開幕航空戦にてボスに1785ダメージ
6.S熊野 全力支援でクリア

ギミックの効果が顕著で非常に楽な海域だった。

E-7もクリアが目的なので丙以外の選択肢は目に入らなかった。

E-7丙
1.A利根
2.S衣笠
3.S名取
4.S筑摩
5.S足柄
6.S長門
7.B那珂
8.A大破撤退
9.S羽黒 クリア

丙なのに随伴艦が硬すぎる。
ラストダンスで足踏みさせられた。
大和型を運用しなかったのに資源が溶けた。
基地航空隊の仕様は最後まで理解できず。

今回はE-7まである大型イベントだったが、結果的に資源は自然回復を除く各2万で十分だった。
バケツの消費も150程度。
攻略情報が出尽くしてからの丙作戦だから当然といえば当然か。
問題は時間だ。
1回の出撃におよそ20分かかり、その時間の多くは見てるだけ。
よそ見していると轟沈の可能性が出るので目を離せない。
ゲージ回復があった時代を考えると楽になったとは思うが、それはあの頃が異常だっただけだ。
無課金であるがゆえにイベントが開催される毎に艦隊の練度が低下していき、指定艦の任務もこなせないので、モチベーションは下がる一方。
このゲームの、特に高難度とされる部分の問題点を言語化しておこう。
最も重要なのは味方が大破するかしないかで、編成、装備、支援艦隊などで、大破する確率を下げることが攻略に直結している。
しかしながら、プレーヤーがどれだけ頑張ってもその確率を0にすることはできない。
仮に道中4戦でそれぞれ20%の確率で大破するとしたら、ボスまで無傷で到達できる確率は0.8^4=0.4096で、およそ41%になる。
この41%の当たりを引くために時間と資源を使うことが非常に面倒くさいのだ。
イベントになれば、この決して高くない確率を複数回引き当てた上に、最後にさらに低い確率を引いてゲージを破壊しなければならない。
他所の課金ゲームみたいにリアルマネーを突っ込めばクリアできるというゲーム性でないのは良心的とも言えるが、とにかく面倒くさい。
結論;面倒くさい。

ケッコンを決意した鹿島のレベリングはモチベーションにならなかったし、Iowaの入手に伴い再び母港の空きがなくなったので、次のイベントの際にはまたどれか解体しなければならないし、霞と大潮の改二も欲しいし、ネジ不足で改修がままならないし、任務を達成できないから瑞鶴を装甲空母にできないし、他にも挙げていけばきりがないほど文句しかないが、そのほとんどは課金すれば解決する問題なので、まあ、こういうものだろう。
課金する気はないのでまったりやるしかない。

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パズドラ チャレンジダンジョン! 第29回 LV6~10

LV6。ほぼプラス無しの覚醒シヴァPTで挑んだら、ツクヨミ戦で回復が間に合わず1回負けた。
同じPTでしっかりパズルを考えながら進めて2回目でクリア。

LV7は意図がよくわからなかった。難なくノーコン。

LV8は覚醒ラーで余裕のノーコン。

LV9。1回目は覚醒ルシファーで挑戦したが、ボスまでハク明智を温存できず負け。
2回目はラードラにサブは闇カーリー、覚醒イシス、覚醒アマテラス、サンタサクヤを入れて、辛くも運ゲーに勝利。
高難度に対して陣1枚で挑むのは無理があったが、サクヤがいい仕事をした。

LV10。LFラードラS闇カーリー、闇カーリー、インドラ、覚醒イシス。
闇軽減がないとキャトルミューティレーションを耐えられないが、フレンドのおかげで、この条件はクリア。
1回目はガイノウトを倒し損ねて負けた。
2回目。まずグランリバースは吸収が切れるまで耐久してから倒した。特に問題はない。
ガイノウトは1回目の反省を踏まえ2ターンで倒すつもりでコンボを抑えたが結局落ちコンでワンパン。
シャリテは最初にインドラを使ってロック付きの回復ドロップを溜めながら吸収が切れるまで耐久。インドラが切れてからが勝負。光2コンボ入り6色で一撃。
ゼウス&ヘラは最初に根性を発動させ、次のターンに回復と盤面調整しつつ5コンボ、そして次のターンに倒した。
ボスの天狗は最初に7割ほど削り、2ターン目で倒した。

久々のチャレダン制覇。
ラードラで火力不足を感じる時代とかもうどうしようもないな。
マルチにはついていけないので、これからはプラスを集めながら配布石でガチャを引くゲームになりそうだ。
あれ? 今までと変わらないな。

筒井康隆「ダンシング・ヴァニティ」

ダンシング・ヴァニティ (新潮文庫)
筒井 康隆
新潮社
売り上げランキング: 290,931

内容(「BOOK」データベースより)

美術評論家のおれが住む家のまわりでは喧嘩がたえまなく繰り返され、老いた母と妻、娘たちを騒ぎから守ろうとおれは繰り返し対応に四苦八苦。そこに死んだはずの父親や息子が繰り返し訪ねてきて…。コピー&ペーストによって執拗に反復され、奇妙に捩れていく記述が奏でるのは錯乱の世界か、文学のダンスか?巨匠が切り開いた恐るべき技法の頂点にして、前人未到の文学世界。


一応ループものなのかな。
文章が途切れないのでたまに置いて行かれた。
これは他の筒井作品でもたまにあることだ。
悪夢っぽいが、超常現象さえなければコピペは日常そのものであるような気もする。
現実での年寄り同士の会話など、この小説そのものだ。
顔を合わせるたびに同じことを話している。
酔っぱらいの話も同様で、いつも同じ話しかしない。
一言一句同じではないという点が肝か。
そんな中でも物語は展開していくので、やはりループものなのだろう。
最後の最後まで主人公が既視感を覚えた描写がないのが気になる。
実験小説ということはわかるが、結局のところよくわからない。

森博嗣「χの悲劇」

χの悲劇 (講談社ノベルス)
森 博嗣
講談社
売り上げランキング: 66

内容紹介

あの夏、真賀田研究所でプログラマとして働いていた島田文子は、いくつかの職を経て、香港を拠点とする会社で職に就いていた。
人工知能に関するエキシビションの初日、島田は遠田長通という男に以前、愛知で起きた飛行機事故に関する質問をされる。
トラムという動く密室で起きる殺人。その背後に感じられる陰謀。静かだった島田の生活が、その日を機に大きく動き始める。
Gシリーズの転換点。後期三部作開幕!


今回も1日遅れの田舎発売日に合わせて、遠い最寄りの大型書店まで足を伸ばして購入したわけだが、結局読み始めるのは数日後になった。わざわざ発売日に買う必要ないじゃん。
さて、感想だ。
やられた。
またしても映像化不可能な小説が増えた。
タイトルの通り「Xの悲劇」まんまかよ、と思ったらまさかのフィニッシングストローク。
違和感が一文で解消されるのは、今となっては得難い体験だ。
これがあるからいつまでたってもやめられない。
本作でGシリーズ当初からの謎がひとつ明らかになり、終着点も見えたような気がする。
まだ読んでないWシリーズにも手を出すべきか。

Xの悲劇 (新潮文庫)
Xの悲劇 (新潮文庫)
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クイーン
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山口雅也「PLAY」

PLAY プレイ (講談社文庫)
山口 雅也
講談社
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内容(「BOOK」データベースより)

外科医が、愛するぬいぐるみたちと興じる、秘密の「ごっこ遊び」。怖ろしい罠が待ち受ける「ボード・ゲーム」。引き篭もりたちが、社会復帰のためにと熱中する「隠れ鬼」。自分の家族がそっくりそのまま登場する「RPGゲーム」。四つの奇妙な「遊び」をモチーフにした超絶技巧の、ミステリ・ホラー短編集。


「ぬいのファミリー」ホラーなのだろうが恐怖はない。
「蛇と梯子」一応ミステリなのかな。
「黄昏時に鬼たちは」ある意味真っ当なミステリ。綺麗に騙されたわけだが、やはり驚愕につながらない。
「ホーム・スウィート・殺人」クラインの壺かなと思ったが、よりリアルなオチだった。

有栖川有栖「マレー鉄道の謎」

マレー鉄道の謎 〈国名シリーズ〉 (講談社文庫)
講談社 (2013-08-02)
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内容(「BOOK」データベースより)

旧友・大龍の招きでマレーの楽園、キャメロン・ハイランドを訪れた火村と有栖川。二人を迎えたのは、舞い飛ぶ蝶ならぬ「殺人の連鎖」だった。ドアや窓に内側から目張りをされた密室での犯行の嫌疑は大龍に。帰国までの数日で、火村は友人を救えるか。第56回日本推理作家協会賞に輝く、国名シリーズ第6弾。


長い。
特に序盤は退屈だった。
密室は解けなかった。
トリック自体は大胆でなかなか良かったのでは。
犯人の意外性はない。
真相も想像の範疇。
結論に至る論理はかなり危うい。
どこが評価されて推理作家協会賞を取ったのだろう。
というわけで、いらない情報が多いことを除けば、総じて読みやすく、面白かった。

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