歌野晶午「絶望ノート」

絶望ノート (幻冬舎文庫)
歌野 晶午
幻冬舎
売り上げランキング: 110,075

内容(「BOOK」データベースより)

中2の太刀川照音は、いじめられる苦しみを「絶望ノート」と名づけた日記帳に書き連ねた。彼はある日、頭部大の石を見つけ、それを「神」とし、自らの血を捧げ、いじめグループの中心人物・是永の死を祈る。結果、是永は忽然と死んだ。が、いじめは収まらない。次々、神に級友の殺人を依頼した。警察は照音本人と両親を取り調べたが、殺しは続いた。


面白かったけどそれ以上に長かった。
長かった分、終盤における怒涛のような種明かしは、それでいいのかと思う部分もあったものの、十分なカタルシスを与えてくれた。
残念だったのは、おそらくメイントリックであるところの一番大きな仕掛けが早々に見えてしまったことだ。
そのせいで謎が無効化されて真相がどうでもよくなった。
それでも何か別の予想だにしないトリックが仕掛けられているのではと期待しながら読み進めたが、その期待は儚く消えた。
これが300ページくらいにまとまっていたら文句なしの傑作だっただろう。
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